2014/05/19

First Look at Neverauskas

2010年のプロデビューから5年。
先週13日にようやくDovydas Neverauskasのピッチングを映像で確認することができたので彼の持ち球をGIFにまとめてみた。

Dovydas Neverauskas(ドヴィダス・ネベラウスカス
Born: January 14, 1993
Bats: Right Throws: Right
Height: 6' 3" Weight: 212
Country: Lithuania
Signed: July, 2009 (International FA)
Nickname: Never

Pitching Line (vs. Greenville Drive / May 13, 2004)
5.0 IP, 3 H, 2 R, 2 ER, 3 BB, 2 SO, 1 HR


リトアニア出身のNeverauskasはそのバックグラウンドだけでなく、プレイヤーとしても興味深い存在だ。スタッツは平凡だが、良い体格からmid-90の速球を投げることができる。

・Fastball
18歳の時点で94MPHを計測した速球がNeverauskasの持ち味。今では頻繁に95MPHを出すようになったものの、球速が安定しないことが課題とも言われている。

投球動作はクセがないオーバースロー。しかし、リリースポイントやフォームがバラつくせいで制球が安定していなかった。高めに浮いたボールでも力で押せていたことはプラスに捉えていいだろう。

右打者のインコースに入るツーシーム。

普段の配球は分からないが、少なくともこの日投げていたのはほとんどファストボールだった。ピッチングの鍵になる速球の質の向上などチームの育成方針も絡んでいるのだろうか。


・Curveball
比較的スピードのあるカーブを投げる。
上のGIFは初回にCarlos Asuajeから見逃し三振を奪った一球で、この日ベストの変化球。かなりバラつきはあったが、少なくともポテンシャルのあるボールには見える。


・Change up
映像の具合でツーシームにも見えなくもないが、おそらくこれはチェンジアップ。



*これを投稿するタイミングでPirates ProspectusがNeverauskasのレポートをアップしていたのでもちろんMust Read。

2014/05/01

Video: Gregory Polanco Monster April

現在スーパー2関連の議論の中心にいるGregory Polancoは先月24試合に出場し、.400/.457/.632、1.089OPS、と当然のようにTriple-Aの投手たちを打ち砕いた。

オフのトレーニングで体重を230lbsまで増やした効果か、105PAでホームランは4本(2013年はDouble-A 286PAで6HR)。出場試合の半分にあたる12試合でマルチヒットを記録。ウインターリーグと同様に左投手も苦にしていない。38安打のうち内野安打は11本(メジャートップはAdam Eatonの9本)でBABIPはリーグトップの.453。

SplitGPAABH2B3BHRRBIBBSOBAOBPSLGOPSIBB
vs RHP as LHB216058234231219.397.417.6901.1060
vs LHP as LHB204537152011387.405.511.5411.0521
Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table
Generated 5/1/2014.

一ヶ月のサンプルではあるが、10.0を切ったBB%とリーグ平均(43.3%)以上の49.4GB%はコンタクト能力から来ているものだろうか。

GMのNeal HuntingtonはPolanco昇格について、スーパー2が「特別な要因ではない」とし、ゲームにおける細部を磨く必要性が残されていることにも言及している。