Curve Beat`Pirates

BUCS 6-8 CURVE

傘下Double-AのAltoona Curveを相手に開幕前最後の実戦。
観客動員数はCurveの本拠地Peoples Natural Gas Field史上最高の10,116人。
ゲーム前にはPiratesとCurve間で2018年までの契約延長が発表された。

Pirates先発はJames McDonald。
コントロールがつかず、初回38球投げて3H、3BB、4R、2SBにワイルドピッチ1つと最悪なスタート。
2イニング目は抑えたものの、持ち球は全て良くなかったらしい。

調整登板ということでAltoona側はJason Grilli、Tony Watson、Jared Hughes、Justin Wilsonが投げた。
Starling Marteに同点のグランドスラムを打たれたTony Watsonは「プレート上にボールを集めすぎた」と振り返っている。

NOTES
・マイナー捕手のTroy Snitkerを金銭トレードでBravesから獲得。

・Altoonaは2014年のEastern Leagueオールスターの開催地。

Jays Claim Robinson/ Pirates Acquire Jeroloman

マイナートランザクションを2つ。

・Clint RobinsonをBlue Jaysがクレーム。

昨年11月にRoyalsから獲得。Brandon Ingeの40-man入りに伴いDFAされていた。
遅咲きのGarrett Jones 2世としての声もあったが、スプリングトレーニングでは20ABで.200/.227/.250と苦しんだ。
若くないし期待度もそこまで高くないんだが、Triple-Aで試す機会もないまま失ってしまったのは惜しい気もする。

これでMazzaroは40-man rosterを外れマイナー行き、Robinsonはクレームで移籍という結果に。

・IndiansからBrian Jerolomanを金銭トレードで獲得。

キャッチャーを探している、という話やRamon Hernandez獲得の噂もあったが特にバリューもないorg guyに落ち着いた。
PiratesがJerolomanを獲得するのは2回目。時系列は以下の通り。

11/18/2011 Pirates Claim Jeroloman from Blue Jays
11/21/2011 Pirates Disignate Brian Jeroloman
11/23/2011 Blue Jays claim Brian Jeroloman
12/19/2012 Indians Signed Brian Jerolman to minor league deal


カレッジ時代は肩とpop timeを評価されており、Toronto時代はBAのBest Defensive Catcherにも選ばれている。
2011年は手首のケガに悩まされ、2012年は膝の手術でシーズンを終えていた。

傘下の捕手はDouble-AにChrles Cutler、Carlos Paulino。Triple-AにTony Sanchez、Lucas May、Ali Solisがいるが、ケガ人が出たところに配置されるだろう。

ST Game 32: Bucs Won Final Spring Game

BUCS 2-1 YANKEES

先発5番手に指名されたJeff LockeはYankeesの主力相手に好投。
チェンジアップを多めに使い、4IP、4H、0R、0BB、3SOと最高の形でキャンプを終えた。

打線はYanks先発の黒田相手にGarrett Jonesの内野安打1本と完璧に抑え込まれた。
黒田降板後の6回にTravis SniderのBB、Jose Tabataのピッチャー強襲ヒットをきっかけに2点先制。

最後はマイナー選手のEthan Hollingsworthが1点とられたものの逃げ切り、グレープフルーツリーグ最終戦を勝利で締めた。

NOTES
・今年のスプリングトレーニングは13勝18敗1引き分け。13勝は2009年の17勝以来の多さ。

・Pirates一行は試合後にPittsburghにチャーター機で移動。最後の実戦は明後日の傘下Altoona戦。

・肩の炎症で開幕DLのJeff KarstensはFloridaに残り療養。まだMRIは受けていないらしい。

ST Game 31: I'm Not the Just-Let-It-Go Guy

TWINS 7-4 BUCS

本拠地McKechnie Fieldでこの春ラストのゲーム。

先発のA.J. BurnettはRussell Martinと2011年以来のバッテリーを組んでの最終調整。
「Yankees時代とは違うのはあいつも分かっている。」と語ったBurnett。
どのカウントでどの球を投げるか、シーズンを想定して投げたらしい。

ブルペン入りが決まったJeanmar Gomezは3.2IP、4H、1R、2BB、2SO。
先発経験もあるのでシーズンではロングマン、モップアップの役割になるだろう。

Chris Lerouxは最近2試合で9ER（12R）/1.1IP。なんとか良い形でシーズンに入ってもらいたいが。


4番を任されるPedro Alvarezは4-for-5、1HR、3RBIと爆発した。
今日はDHを採用したが、1～8番はシーズンを想定してのラインナップ。
気になるのは”2番Garrett Jones”。
Clint HurdleはJonesの対右のキャリアOPSが.880なのを気に入っているらしい。
シーズンではNeil Walker、Russell Martin、Travis Sniderも2番に入るとのこと。


現在4連敗中のPiratesは明日のYankees戦で対外試合ラスト。

NOTES
・Burnettは契約が切れる今シーズン限りでの引退も考えているらしい。
「まだ分からない」と明言はしていないが、「現役続行ならPirates以外はないだろう」ともコメントしている。

・Wandy RodriguezはTriple-Aの試合で6.2IP、98球。

Bucs Set 25-Man Opening Day Roster

最後のロースターカットにより開幕25人が明らかになった。
Jonathan SanchezとBrandon Ingeの加入によりHunter StricklandとClint RobinsonがDFA。

Starters		Bench
C	Russell Martin	C	Michael McKenry
1B	Garrett Jones	1B/3B	Gaby Sanchez
2B	Neil Walker	SS/2B	John McDonald
3B	Pedro Alvarez	3B/UT	Josh Harrison
SS	Clint Barmes	RF/LF	Jose Tabata
LF	Starling Marte
CF	Andrew McCutchen
RF	Travis Snider

1BはJonesとSanchezのプラトーン。Alvarezの休養日にはSanchezを3Bに入れることもできる。
TabataはLHP相手の時にRFに入るだろう。
開幕DLのIngeに代わり最後のユーティリティー枠に入ったのはHarrison。
小技も選球眼も無いが、守備は3B/2Bの控えを主にSS、LF、RFまでこなせる便利屋。
McDonald獲得の必要性だけは未だに分からないが、守備での貢献は間違いない。
打つ方はバントや右打ちをしっかり決めてくれれば機能しそう。

IngeもMcDonaldもだが、この2人のベテランの見切り時をしっかりできるかは重要。

Rotation		Bullpen
RHP	A.J. Burnett	RHP	Jason Grilli (CL)
LHP	Wandy Rodriguez	RHP	Mark Melancon (SU)
RHP	James McDonald	RHP	Jared Hughes
LHP	Jonathan Sanchez	LHP	Tony Watson
LHP	Jeff Locke	LHP	Justin Wilson
		RHP	Chris Leroux
		RHP	Jeanmar Gomez

Jeff Karstensの出遅れは誤算。Kyle McPhersonは昨年メジャーでのパフォーマンスと違い今春は安定感を欠いた。
応急処置にしても4番手がSanchezという現実は厳しい。この春も10BB/18IPと制球力は相変わらず。
先発5番手に選ばれたのはLocke。もはやTriple-Aでやることはないので順当だろう。
あとはMcDonaldが良いほうに出るか悪いほうに出るかも気になるところ。

キャンプが始まった当初は想像できなかったが、Gomezがブルペン入り。
オフにIndiansをDFAされ、STでは16.2IP、18H、11ER、9BB、11SOと合格点にはほど遠い成績。
optionを行使されたBryan Morrisがミドルリリーフの1人、Lerouxをロングマンにできればベストの布陣だった。

見た目頼りないrosterになってしまったが、厳しい4月を乗り切れるだろうか。

Pirates Made Final Cuts

最終カットが発表。

Optioned to Triple-A
Kyle McPherson
Jordy Mercer
Alex Presley

Reassigned to Minor League Camp
Lucas May
Felix Pie
Carlos Paulino
Vin Mazzaro
Ryan Reid
Mike Zagurski

これでrosterは26人。
Jeff Lockeが先発5番手、Jeanmar Gomezがブルペン入り。
Brandon IngeがDLスタート確定なら最後のベンチスポットはJosh Harrison。

ST Game 30: Sanchez Made Final Start As a NRI

BUCS 3-6 BLUE JAYS

開幕roster内定のJonathan Sanchezがスプリングトレーニング最後のマウンド。

ローテ入りは仕方ない状況だったとはいえ、ファンの間で物議を醸している最中の登板。
大炎上という結果も見てみたかったが、4.2IP、7H、4R、1BB、1HBP、6SO、1HR、85-pitchesというリアルな内容に。

公式戦デビューは4月7日以降の予定。シミュレーションゲームかマイナーキャンプで100球投げて調整するらしい。

Michael McKenryは5試合連続安打。
内野の控えを争うJordy Mercerは4試合音無し。

NOTES
・2013年シーズンのTV中継日程が発表。

・NY-Penn Leagueが2015年に1球団をモーガンタウン（West Virginia）に移すことを正式に発表 (link)。
Pirates傘下が移転するかはまだ名言されておらず、「3つか4つ」の候補が絞られているらしい。

・以下のマイナー6投手をリリース。
Josh Poytress、Zach Foster、Nathan Kilcrease、Jordan Cooper、 Mike Jefferson、Logan Pevny

Sanchez and Inge Make OD Roster

招待選手からJonathan SanchezとBrandon Ingeの40-man入りが決定。

Sanchezはケガで出遅れているJeff Karstensの代わりに先発4番手を務める。
正直Sanchezが4番手ではかなりきついんだが、他に候補がいない厳しい状況。

スプリングトレーニングのスタッツはローテ失格レベル。
7G 4GS 5.50ERA 18IP 18H 11R 2HR 2HBP 10BB 16SO WHIP1.56

Neal Huntington曰く「2010-2011年の状態に戻ってきている」らしいが、少なくとも制球面に関しては進歩していない。
Sanchezのガールフレンドを40-manに入れた方がマシ、とも言いたくなるが、贅沢言ってられないので何とか4月いっぱいはボロを出さずに投げてもらいたい、

35歳のIngeは死球で肩甲骨を痛めており、開幕をDLで迎える予定。
この春は6-for-37 11SO .162/.205/.162とケガの事情抜きにキツい数字が並ぶ。

STの成績がアテにならないのはともかく、ユーティリティーを争う若手は結果を残している。
Josh Harrison: 10-for-38 7RBI 2SB .263/.341/.316
Jordy Mercer: 9-for-30 1HR 11BB .300/.500/.467

どちらもベンチに入れたい所だが、John McDonaldがいるので開幕はHarrionかMercerのうちの一人。
Ingeが復帰なら二人ともマイナーに送ることになる。

年俸はSanchezが$1.375Mのインセンティブつき。Ingeは$1M。
2人の枠を空ける為にCharlie MortonとFrancisco Lirianoが60-day DLに入る見込み。

ST Game 29: 3 HRs Hurt McPherson

BUCS 2-6 RAYS

Kyle McPhersonがHR3本を浴び5失点。

5回の4点はBBの後、Ben Zobristに打たれたフライはRFのJose Tabataがグラブで弾いてスタンドイン。
次打者Matt JoyceのゴロをNeil Walkerがジャッグル、Evan Longoriaに完璧な一発を打たれてしまった。

昨シーズンメジャーでも才能を見せたが、Triple-Aでの登板は僅か3試合。
伸びしろや期待度は高いが、やはりまだまだ経験不足。

Josh Harrisonはこの春初の外野手での出場。ファインプレーも決めた。
一方1Bを守ったBrandon Ingeはなんでもない送球を捕球ミス。

昨日退場で打席立てなかったRussell Martinの2安打は良い知らせ。

NOTES
・James McDonaldはTriple-Aの試合に登板。4.1IPで98球。

・PiratesがChris Capuanoを視察したという噂に関してはコメントを拒否。
「今のところ投手12人はキャンプにいる選手から選ぶ」と語った。

・ショートシーズンSingle-Aのチームをモーガンタウンに移す計画が一歩前進。
1チームがWVUとスタジアムと共用する、という声明を明日NY-Pen Leagueの会長とMiLBの会長が出すらしい。

ST Game 28: "Probably the Worst Inning I've Ever Had"

ORIOLES 12-10 BUCS

Jeff Karstensに代わり、急きょ先発のChris Lerouxが最悪のピッチング。
Russell Martinも判定にブチ切れて退場、とカナダ人バッテリーは2アウトすらとれずにゲームを退いた。
確かに見た目に調整不足を感じられたし、打ち取った当たりがアウトにならない場面もあったが、これは言い訳できない。
2-run ダブルとグランドスラムを打たれた球はMartin退場の原因になったバックドアのスライダー。

個人的に一番見たかったRyan Reidが登板。
変わったフォームから92MPHのツーシームとスライダーを投げていた。
1試合では何とも言えないし、今日に限って失点してしまったが、コマンド不足なのは気になった。


昨日欠場のAndrew McCutchenはスプリングトレーニング3本目のHR。
O'sの投手陣を攻めるもあと2点及ばず。

地道に打っているFelix Pieは13本目のヒット（チーム3位タイ）。
NRI組なのは厳しいところだが、控えに左打者がいないのでダークホース的存在ではある。

Lucas Mayの3安打はMartinのこの春打った数と同じ。
判定に不満なのは分かるが、勿体なさすぎる退場だった。

NOTES
・試合中にはFrancisco Lirianoのブルペンセッションの様子がインサート。
3回目のブルペン入りで全球種を投げたとのこと。
本人は一ヶ月以内にメジャーに合流できると言ったらしいが、Pirates側は急がせない方針。

・開幕roster最終決定は現地木曜日が濃厚。

Karstens Scratched with Shoulder Discomfort

Jeff Karstensが肩の違和感で登板回避。

ここでスプリングレーニングデビューを飛ばすとなると開幕はDLで迎えるだろう。

2月19日に肩の痛みを訴えており、3月8日にシート打撃、13日にマイナー相手に調整登板。
先週月曜日はワインドアップを取り入れた新フォームで50球投げていた。

A.J. Burnett、Wandy Rodriguez、James McDonaldは確定。
KarstensがDLなら残り2枚をJeff Locke、Kyle McPherson、Jonathan Sanchez、Jeanmar Gomezで争う。

投手が足りないので招待選手のJonathan Sanchezは40-man rosterに入るだろう。
McPhersonの線もあるだろうが、ここまでのパフォーマンスを考えればLockeとSanchezか。

4月7日まで5番手が必要無いのでどちらかはブルペンスタートになる。

ST Game 27: Locke Stands in Against Clay Buck-hole

BUCS 5-3 RED SOX

Jeff Lockeは4IP、3R (2ER)にまとめたものの奪三振ゼロ。
空振りも少なく、Travis Sniderの後逸以外は守備に助けられるなど、不安な内容ではある。

投手コーチのRay Searageは、Lockeがもしローテに入れなければブルペンとして開幕を迎えるかもしれないと話している。

そして三振と取るタイプでないVin Mazzaroは5SO/2IPと素晴らしいピッチング。
前回6Rと大きく崩れたが、今日の投球を見てSearageは好評価を与えている。

打線はGarrett Jonesが先制のHR。8回の逆転劇はPedro Alvarezの2-run HRで決めた。

NOTES
・Andrew McCutchenが”インフルエンザのような症状”でFort Myers行きを回避。

・Brad Hawpeがリリース。

Bucs Release Brad Hawpe

Brad Hawpeをリリース。

スプリングトレーニングでは36ABで.139/.225/.222、1HR、18SO。
しぶとく残っていたが、Rockies時代の恩師Clint Hurdleの元で復活することはできなかった。
そういえば2011年招待選手のGarrett Atkinsも酷かった。（31AB、.129/.182/.290）

 

ST Game 26: Johnny Mac Made Pirates Debut

RAYS 4-6 BUCS

出場予定だったBrandon IngeがBP後にスクラッチ。私服に着替えて球場を離れた。
リリースか？と思われたが、14日に受けた死球で痛めた右肩甲骨のレントゲンに行ったらしい。


試合のほうはオープン戦初打席のStefan Welchの3-run HRで逆転勝利。
打たれた投手のKirby YatesはあのTyler Yatesの弟。

John McDonaldは8番SSでスタメンでPiratesデビュー。RBI付きのヒット1本に盗塁も決めた。
ひとまず背番号は#80。Jays時代の#6はStarling Marte、D-backs時代の#16は3BコーチのNick Leyvaが付けている。

”まだ開幕roster候補に入っている”らしいJeanmar Gomezは4IP、3H、1R、1BB、2SOとまずまず。

Mike ZagurskiはBen Zobristに一発を食らい1IP、4H、3R。先週までは順調だったが、これで3試合連続の失点。もう開幕メジャーは無いだろう。

Bucs Option Morris

Bryan MorrisがIndianapolisへオプション。
Ivan DeJesus Jr.とJared Goedertはマイナーキャンプ行き。

Morrisは去年でoption切れとされていたが、昨日4つめのoptionが残っている事が判明した。
開幕からブルペンの一角を担うと思っていたのでこれは驚き。
この春7IP、4R、5BB、4SO、5.14ERAという成績だが、メジャーで充分やっていけるスタッフはある。
Jonathan Sanchez、Ryan Reid、Mike ZagurskiあたりがMorrisの代わりになるのだろうか。

プエルトリコWLの首位打者（AVG.364、52-for-143）、スプリングトレーニングAVG.406（13-for-32）のDeJesusはJohn McDonaldの加入でチャンスが無くなった。

GoedaertはTriple-Aで3B、1B、DHの控えとして過ごすだろう。
27歳にしてメジャーキャンプの出場機会は今年が最多。昨シーズンに続きマイナーで好成績を残せるだろうか。

 

ST Game 25: Jonathan Sanchez Shines with 5 Scoreless Innings

BUCS 0-0 ORIOLES (10)

両チーム延長10回まで得点無しの引き分け。

総LOB24、RISP 0-for-14と全く1本が出なかった。
試合前にGaby Sanchezがアレルギーで出場回避。
Sanchezの代役Brad HawpeとClint Barmesは2人合わせて0-for-7、11LOB、5SOという有様だった。

Jonathan Sanchezが前回に続き好投。
24日までに40-manに入らなければopt outできる契約だが、開幕roster入りにまた一歩近づいた。
今日は5IP投げてBB1、最近3試合で2BB/10IPと制球難が影を潜めている。
キャンプ中に投球フォームを微調整していたが、2月28日のBoston戦で崩れてから元に戻したらしい。

良く投げてくれるのは良いんだが、正直Kyle McPhersonあたりがSanchezに負けているというのは残念でもある。

Sanchezと同じNRIからメジャーを狙うRyan Reidは2IP、1BB、1SO。
ここまで6試合無失点とダークホース的存在になっている。

NOTES
・GMのNeal Huntington曰くMichael McKenryとJohn McDonaldはベンチスポット確定。
もう1人の内野手はこのキャンプで決め、残り2枠は外野手2人、もしくは外野手1人、内野手1人。

・マイナーの試合で投げたWandy Rodriguezは5.1IP、3H、1R、3BB、2SO。

・Tommy John手術から復帰を目指すJone Contrerasは水曜にシミュレーションゲームで21球。
状態は良いらしい。

ST Game 24: Shellacking

BUCS 9-18 BRAVES

両チーム合わせて37安打の乱打戦。

先発のKyle McPhersonは4.2IP、10H、9R、1HBP、3SO、2HRと大乱調。
中継があったので見ていたが、ファストボールは90MPH出ていなかったし、チェンジアップにもキレが無かった。

Clint Hurdleは「打たれ続けていたが、アウトにする方法を見つけなければならなかった。」とKMacの投球にコメントした。
もう1回登板機会はあるだろうが、この春の不安定さからローテ入りは厳しくなったか。

2番手のVin Mazzaroも2HR浴び8R、と見ていられず。
この2人には悪いが、打ったAndrelton SimmonsとFreddie Freemanが素晴らしかった。

Tony Watsonは2月28日以来のメジャーキャンプのマウンド。ファストボールの球速は91MPHと思ったより出ていた。調整不足で来ているので打たれてしまったのは仕方ないだろう。

9点とった打線はAndrew McCutchenがスプリングトレーニング2本目のHR。
John McDonaldの加入で最後の枠を争うBrandon IngeとJordy Mercerはヒット2本ずつ。
Ingeは3月6日以来の安打。トリプルにBBも選んだMercerのAVGは.409まで上昇。

NOTES
Baseball AmericaによるとBryan Morrisには4つめのoptionが残っているらしい。
実力的に開幕をメジャーで迎えるべきだが、もしもの時に1回マイナーに落とすことができるようになった、

Pirates Acquire John McDonald

PiratesがJohn McDonaldをトレードで獲得したらしい。見返りは後日指名選手か金銭。

Diamondbacksではroster枠が無く、放出先を探しているという話が出ていた。

守備の人で知られる38歳のMcDonald。昨年はキャリアハイのHR数を記録したが、打撃は期待できない。

Year	Age	Tm	G	PA	AB	R	H	2B	3B	HR	RBI	SB	CS	BB	SO	BA	OBP	SLG	OPS	OPS+
1999	24	CLE	18	21	21	2	7	0	0	0	0	0	1	0	3	.333	.333	.333	.667	70
2000	25	CLE	9	9	9	0	4	0	0	0	0	0	0	0	1	.444	.444	.444	.889	126
2001	26	CLE	17	25	22	1	2	1	0	0	0	0	0	1	7	.091	.167	.136	.303	-18
2002	27	CLE	93	288	264	35	66	11	3	1	12	3	0	10	50	.250	.288	.326	.614	66
2003	28	CLE	82	233	214	21	46	9	1	1	14	3	3	11	31	.215	.258	.280	.538	45
2004	29	CLE	66	100	93	17	19	5	1	2	7	0	0	4	11	.204	.237	.344	.581	53
2005	30	TOT	68	184	166	18	46	6	1	0	16	6	1	11	24	.277	.326	.325	.651	75
2005	30	TOR	37	106	93	8	27	3	0	0	12	5	0	6	12	.290	.340	.323	.662	77
2005	30	DET	31	78	73	10	19	3	1	0	4	1	1	5	12	.260	.308	.329	.636	73
2006	31	TOR	104	286	260	35	58	7	3	3	23	7	2	16	41	.223	.271	.308	.579	50
2007	32	TOR	123	353	327	32	82	20	2	1	31	7	2	11	48	.251	.279	.333	.612	61
2008	33	TOR	84	207	186	21	39	8	0	1	18	3	1	10	25	.210	.255	.269	.524	42
2009	34	TOR	73	156	151	18	39	7	0	4	13	0	2	1	18	.258	.271	.384	.655	70
2010	35	TOR	63	163	152	27	38	9	2	6	23	2	1	6	26	.250	.273	.454	.727	93
2011	36	TOT	84	245	227	21	52	10	1	2	22	2	4	12	27	.229	.269	.308	.577	56
2011	36	TOR	65	182	168	19	42	8	1	2	20	2	4	8	18	.250	.285	.345	.630	70
2011	36	ARI	19	63	59	2	10	2	0	0	2	0	0	4	9	.169	.222	.203	.426	17
2012	37	ARI	70	213	197	16	49	9	0	6	22	0	1	12	33	.249	.295	.386	.681	79
14 Yrs			954	2483	2289	264	547	102	14	27	201	33	18	105	345	.239	.276	.331	.608	6

Provided by Baseball-Reference.com: View Original Table

Chase d'Arnaudが親指靭帯の手術を受け6-8週間アウトということで獲得したらしいが、年俸$1.5Mのベテラン守備要員が必要だったのかは疑問。

開幕は野手14人の可能性もあるが、野手13人の前提で話すとベンチ5人のうちMichael McKenry（C）、Gaby Sanchez（1B/3B）、Jose Tabata（OF）は確定。

残す内野のユーティリティー2枠をJosh Harrison、Jordy Mercer、Brandon Inge、Ivan DeJesus Jr.の4人が争っている。
このままならMcDonaldで1枠確定。SSの控えを獲得したことで最後の枠は昨年もユーティリティーを務めたHarrison、もしくはIngeが有力だろう。
スプリングトレーニングで打撃好調なのはMercer（9-for-22, 8BB）とDeJesus（12-for-31, 1BB）。

特に40-man rosterに入っているMercerはMcDonald加入の影響を大きく受ける。
ナチュラルポジションはSS、McDonaldよりバッティングは上で年俸も安い。加えてClint Barmesがいなくなる来シーズンのSS候補なのでチャンスを与えていきたいという状況だ。
昨シーズンのようにベンチに塩漬けにするならまだTriple-Aで打席に立たせたほうが良いのだが、今年もメジャー経験が少なくなるようだと話は別。


GMのNeal Huntingtonのコメントをいくつか切っていきたい。
”Without the injury to Chase, we're probably not as motivated to make this (trade).”

d'Arnaudのケガがなければ動かなかっただろう・・・？Triple-Aの2B/SSはMercer、Harrison（開幕メジャーに残れない場合）、DeJesus、Anderson Hernandez、d'Arnaud、と組織内で数は揃っている。
そもそもd'Arnaudが開幕メジャーに残れるか分からなかったし、必要な動きでは無いのでは？

”...we can rest Clint Barmes when appropriate.”

好守貧打のBarmesの休養日に同じ好守貧打のMcDonald？わざわざベンチ1枠使って？

”He provides us some org depth at a position where there's not a lot of depth.”

デプス？d'Arnaudの穴を埋めたいのは分かるが、それなら1年後にFA、38歳のMcDonaldでなくても良かったのではないか。

”Veteran presence.”

？？？？？？