2013/09/05

Game 139: Brewers Rough Up Liriano

BUCS 3-9 BREWERS


                         Source: FanGraphs

Brewersとのシーズン最終戦。
”winning season”は明後日以降に持ち越しとなったが、苦手Brewers戦は2006年以来の勝ち越し。

vs. Brewers
            W-L
2013: 12-7
2012: 4-11
2011: 3-12
2010: 5-13
2009: 5-9
2008: 1-14
2007: 6-10
2006: 9-7

とにかくFrancisco Lirianoが悪かった。青木宣親以外8人が右打者のBrewers相手に3回7失点。
ストライクゾーンプロットを見ても分かるように、右打者への外角へのボールが決まらず結局プレート上にボールを集めて打たれてしまった。
外のツーシームでダブルプレーを取りたい場面もあったが、投げたくても投げられない状態だったのだろう。膝元に食い込むスライダーはとても少なかった。


John Buckはまたもプレートの後ろでの動きの悪さを見せており、やはりこのまま3日に1回マスクを被らせるのはキツい。
Tony SanchezをLiriano専属捕手にする方針があるにも関わらずBuckを起用した理由は「Buckがどれだけやれるか」を確かめたかった、とのこと。
もし、Lirianoのスタッフが良ければもっとついていけなかっただろう。

オフェンスは12安打を放つも3得点。
K%SwStr%の低さを考慮され、Pedro Alvarezに代わって4番に入ったJustin Morneauは2安打。
ノーアウト、4点差で一塁ランナーのMorneauをホームに突入させたNick Leyvaの判断ミスもあった。

7回表のツーアウト満塁のチャンスでは無得点。
Travis SniderやGarrett Jonesが控えている状況でBuckに代打を送らなかったのはデータに基づいた判断らしいが、この時期ベンチにデプスがあることだし動いてもよかっただろう。



Joel HanrahanのトレードでRed Soxから獲得したStolmy Pimentelがメジャーデビュー。
エラーや不運な当たりもあり2点を失ったが、96MPHのファストボールと87MPHのスライダーで2SOを奪った。

昨年AAで4.59ERAと結果を残せないでいたが、移籍後の今年はAAからAAA、そしてメジャーにたどりついた。

変化球を多用する傾向があるPimentelに対し、内角を突くよう指導し、ファストボールに自信を持たせたことが成功につながっているらしい。

8月31日に昇格したのでプレーオフでベンチに入る資格もある。

1シーズンで28人のピッチャー(野手のJosh Harrisonを含む)が投げたのはクラブレコード。


7月22日以来のメジャーの登板となったJason Grilliは1.0IPを2SO。
球速は92MPHほどと土曜にAltoonaで投げていた時と変わらないが、上で投げるためのスタッフは充分。あとは更に状態が上がっていくのを待つのみだ。


NOTES
・Justin Morneauが背番号を36から66に変更。Twins時代につけていた33はHonus Wagnerがつけていた永久欠番なので2倍の数字を選んだ形に。

・Andrew McCutchenが今週のスポーツイラストレイテッドの表紙を飾った。7月のGrilliに次いで2人目。

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