2012/08/30

"Cole" Up

Gerrit Coleがプレーオフを戦うIndianapolisに昇格。

Jeff LockeやKyle McPhersonが9月にメジャーに呼ばれるのもあって先発が手薄なIndyのローテに入る模様。今のところトータル126IP投げているが、160IPまで投げさせることも考えているらしい。

最近2試合でコントロールに苦しんでいたが、今シーズンDouble-Aでは2.90ERA、59IPで60K/23BB

まだいいんじゃないの?とも思ったが、ひとつ上のレベルとプレーオフを経験できるのは良いことだろう。


ひと足早くCole-Sanchezのバッテリーが実現へ。

Shut the F out?

CARDINALS 0-5 BUCS

地区2位とワイルドカードを争うCardsとのレギュラーシリーズ最終戦。

ファストボールを多めに使っていたWandy Rodriguezが6回をshutout。先発としては移籍後初勝利。
なかなか結果を残せていなかったWandyだが、Hurdleは「自分自身にプレッシャーをかけすぎていた」と見ているようだ。

点はやらなかったが、きっちり3BB選んでトータル24球投げさせたJon Jayは立派なものである。ああいう選手がいるからCardinalsは強いのだろう。

打つ方はAlvarezが甘い球を見逃さず2試合連続のHR。
このシリーズ3試合で8-for-13、3HRと当たりに当たっている。

リーグベストの打線を抑え込めたのもそうだが、何よりこのシリーズ勝ち越せたのはデカい。

2012/08/29

El "Tropical"

CARDINALS 0-9 BUCS

最近当たっているPedro Alvarezが2発を含め4H、4RBIと大爆発。
インローの球を左中間へ422フィート飛ばしたのも驚いたが、なんと言っても2本目が凄かった。
469フィートの"Titanic shot"はPNCパーク史上最長飛距離らしい。

Josh Harrisonとの激突でYadier Molinaが途中交代。タイミング的にもクリーンなプレイだったが、結局後で報復されてしまった。
シンシナティでもそうだったが、事が大きくなる前に警告試合になるのは納得いかない部分もあって複雑な気もする。

ゲームの80%がメンタルと語る先発McDonald。初球ストライクが取れて積極的に投げられたらしく7回無失点。

ファンの間では最後を締めたTakahashiの60マイル台のカーブが好評だったようだ。


Neil Walkerが腰痛で様子見ということで昨年後半戦のレギュラーChase d'Arnaudが昇格。
今季はTriple-Aで .247/.321/.379だが、33SB/5CSとスピードは健在。





ニューヨークではこの人に押し出される形でCasey McGeheeがSingle-Aにオプション。
Gaby Sanchez獲ったからには使わにゃというのもあるんだろうが、McGeheeはキャラ的にも惜しかった。

2012/08/28

Pirates Release Erik Bedard

開幕投手Erik Bedardがリリース。

代わりにKevin Correiaがローテーションに入るのが勘弁してもらいたいが、幸いロースター枠が広がる9月が近いのでTriple-Aの誰かが抜擢されるだろう。

Jeff Lockeでもいいのだが、Chris Lerouxを見てみたい。


夏前はJordy Mercerを使わなかったのが色々言われていたが、ここまでロースターに動きがなさすぎた。

Cards Pillage Pirates

CARDINALS 4-3 BUCS


2点を先制したは良かったが、雨の影響もあってかA.J. Burnettが打たれてしまった。
ディフェンスのミスもあったが、今日は雨で芝のコンディションが悪そうだった。
結局、34分の中断を挟んだがあと1点及ばす。
例の延長19回ゲーム以降Piratesはたった1勝。一方のCardinalsは僅か1敗と明暗がはっきりしている。

今日はNeil Walkerが腰痛のためにスタメンを外れてJosh Harrisonが2Bでスタメン。
Clint BarmesがKyle Losheに対して1-for-9だったこともあり、当初はHarrisonがSSで出る予定だった。


試合前にはGaby Sanchezが3Bでノックを受けていたらしい。
「もしものため」とは言うがCasy McGeheeとは勝手が違うので勘弁してほしい。
Jeff Clementが必要ならばキャッチャーミットに持ち替えるかも、ともあったがこちらの可能性は低そう。

2012/08/27

Taillon pitched well again in Altoona

Jameson TaillonがDouble-Aで2試合目の登板。
6回を内野安打1本、0R、0BB、7Kと素晴らしいピッチング。
94-96MPHで最速97MPHの4シームをどのカウントからでも投げ、2シームも解禁。
4つの三振を奪ったカーブが凄かったようで、GiantsのトッププロスペクトGary Brownを見逃し三振にとった球が特に印象的だったらしい。

前回良くなかったチェンジアップも9球投げたとのこと。
サークルチェンジの親指の位置が高すぎたらしく、親指をファストボールと同じ位置にまで持ってくるよう修正したらしい。

「今はどの球種も自信を持って投げられる」と語ったTaillon。

69球中48球のストライクを奪った今日のようにファストボールでストライクを取っていけるかが鍵になる。

Brewers blank Bucs, Bedard

BREWERS 7-0 BUCS


3回まで両チーム得点無しだったが、非常にじれったい展開だった。
Bedardに先制の3ランを浴びせたCarlos Gomez。1打席目が変化球攻めだったので完全にカーブを狙っていたらしい。結局5回にも崩れ、”元海賊”Aramis Ramirezに一発食らったところで降板。

悪いがここ3試合で16失点のBedardはもう厳しい。じき9月になるのが救いだが、Jeff LockなりKyle McPhersonなりでもローテで投げさせたほうが良いだろう。

最近8試合うち7試合で10個以上の三振を喫している打線はかつてのプロスペクトMark Rogers相手にあと1本が出ず。McCutchenのスランプもそうだが、Neil Walkerも8月12日の5安打以降4安打しか打てていない。

Cutchは今日も0-for-4でAVG. 343まで落とした。GMのHuntingtonも言っていたが、Melky Cabreraがタイトルを取ることになるとかなり問題になる。


試合後のクラブハウスは沈黙で重々しい雰囲気だったらしい。

「ここ3週間は聞かれるまでもなく厳しかった。自分たちができるはずのレベルに戻せるまでやり抜かなきゃいけない。これが今の自分たちのモットーみたいなもの。」とNeil Walker





早速この人が海賊として初登板。個人的に背番号41はまだRyan Doumitのイメージがあるが・・・。

まさかNL中で青木と高橋が対峙するとは思ってもなかったのでちょっと笑わせてもらった。

2012/08/26

Zoltan and Karstens Brought Buccos a Win

BREWERS 0-4 BUCS

37.460人のファンが詰めかけ、今シーズン15回目のチケット完売だったPNCパーク。

Jeff Karstensが7回を7H、4K、0BB、0ERの素晴らしい好投。
カーブのスピードを微妙に変えていたのが印象的。
捕手のMcKenry曰く、Karstensはコンスタントに打者の読みを欺くので受けていて楽しいそうだ。

「チェスをしていたら良い打ち手になれたかもね」と語ったKarstens。

ゲームプランを試合中に柔軟に変えているのが最近の好投につながっているらしい。
カーブに頼ると深めにハマってしまうので、今日はカーブを投げ過ぎないように、カーブを振らせるピッチングを心がけていた、とのこと。
                                                   Pitch f/x from brooksbaseball.net

スプリット系の握りで投げていた球があったが、あれはシンカーだろうか。
それにしても、いつの間にかERA 3.47とWHIP1.12はスターターでチームトップになっているから驚きである。

そのKarstensとリードオフのTabataが股の付け根を痛めてしまったが、今の所DL行きの心配はない模様。


5回のCarlos Gomezのエラーをきっかけにたたみ掛ける攻撃は良かった。
投手が抑えて打線がこういう点の取り方をするPiratesらしさを久々に見た気がする。

昨日フェンスに膝をぶつけた時は「かなり痛かった」らしいAndrew McCutchenは0-for-4。
出場停止中のMelky Cabreraと並ぶ .346までAVGを落としてしまった。
Hurdle監督は最近Cutchのスイングが安定していないことは認めつつも、リズムとバランスの問題と語った。プレッシャーが大きいのだろう。


試合後クラブハウスに現れたHisanori Takahashi。
ファストボールのコマンドが評価されているようで、対左専門でなく幅広いシチュエーションで起用される見込み。


日本人といえば”らしい”流し打ちを見せたCrewのNori Aoki。目立ったプレイではなかったが、フェンス際のフライを2本とも難なく捕るあたりはさすがだった。





試合前には”Zoltan”の由来である"Dude, Where's My Car?"が流れていたらしいPiratesのクラブハウス。
この1勝が良い流れをもたらすか期待。

2012/08/25

Shaky top of 7th

BREWERS 5-4 BUCS

あっさりと先制されたが、今日は良かったWandy Rodriguez。
7回2アウト一塁になった所で降板だったが、Hughesが死球、四球で満塁とした後、Aramis RamirezとCorey Hartに打たれ4点を与えてしまった。
結果的にはちょうど100球で左対右のシチュエーションになるが、Weeksは当たっていなかったので続投させても良かった気もする。

7回フェンスにぶつけたCutchの膝は”OK”で大事には至らず。




この日はAngelsからHisanori Takahashiをクレーム。
「経験豊富なベテラン。ブルペンのバランスを取れるし色々な場面で使える」とのこと。

唯一の左腕Watsonがそういう使われ方をしているのだが・・・。

ただ、この動きはJustin Wilsonに影響を与えるものではなく、もう少しWilsonを様子見したいとのこと。もう1枚左のブルペン加えるとしてもJeff Lockeを中途半端な使い方はしたくないし、Wilsonがまだ信用ならんのもあってのもあるんだろう。


Takahashiが必要なのかは疑問だが、セプテンバーコールアップも近いことだし悪くはない動きか。
少なくともQuallsよりはちゃんと投げてくれるだろう。




9回きれいなAxfordを攻めるもあと1点届かず。
今更感もあるが、この人がようやく昇格してきた。

2012/08/23

A Horribele Series in San Diego

BUCS 2-4 PADRES

James McDonalsとルーキーAndrew Wernerのマッチアップ。
Padresの機動力にもやられたが、立ち上がりコマンドが悪く失点するJMacのダメなパターン。
一方のWerner、正直たいした球もなく打てないとおかしいんだが、このタイプの投手の術中にハマってしまった。

プレーオフ争いをしているIndianapolis優先のロースタームーブも問題視されているが、明らかに夏前までのチーム状態ではない。

20連戦を7勝13敗で終えたPirates。休みを挟みホームでBrewersを迎える。

2012/08/22

First Double-A game for Taillon

Jameson TaillonがDouble-Aに昇格後初登板。

5回を4安打無失点、与四球は0で6奪三振と素晴らしいデビュー。
ファストボールはコマンドが効いて95-98MPH出ており、80MPH前半のカーブも素晴らしかったらしい。

「今年に入ってからは才能だけで投げていた」と語ったTaillon。
打者を観察し、しっかりアプローチできていることに手ごたえを感じているようだ。
下半身を落とすピッチングフォームを修正してからも問題はないとの事。

Hurdled?

BUCS 5-7x PADRES


AJ Burnettが12H、5BBと荒れながら、7回終了で4-3と1点ビハインドの接戦。
9回表にJonesのHR、裏にEverth Cabreraにあわやサヨナラの大飛球と一喜一憂の展開だったが、延長10回2アウト2塁からChase Headleyにwalk-off HRを打たれてゲームセット。

今日はブルペン起用法が全て。

試合前のロースタームーブ。Kyle McPhersonとJustin Wilsonを1試合でマイナーに落とした代わりに忌引き明けのChad Quallsと(なぜか)Daniel McCutchen。

それ見たことかで簡単に点をやってしまったQualls。Piratesに来てからは8GでERA 8.10。
「心配はしていない。過去に良い投球を見てきた。」と語ったHurdle。
それは何年前の話?


そしてwalk-offを打たれたDaniel McCutchenの起用。Padresの中軸に周ってくるのでHanrahan投入も考えたらしいが、
「去年(アトランタでの延長19回)延長で投げた経験があるから。」と。
”延長では良い投手からつぎ込む”というセオリーは絶対ではないが、ベターな方法。
リードしている状況でしかクローザ―を使わない采配もやり玉に挙げられている。

D-Cutch本人は「チェンジアップを打たれた」と語ったが、弁明の余地はない。
フルカウントで1塁が空いていたのもあるが、彼の制球力で勝負に行くのは厳しかった。

2日前の延長19回を戦った影響でResopとHughesが使えない状況とはいえ、この結果はいただけない。

これでPadresには最近20試合で3勝17敗。

2012/08/21

KMAC JUST-IN case

BUCS 3-1 PADRES

前日延長19回を戦ったこともあり、IndyからKyle McPhersonとJustin Wilsonをコールアップ。
彼らを負担の少ないブルペンで使いたかったらしく、チームは昨日リリーフで投げたKevin Correiaを先発にチョイス。

相変わらずのCorreiaだったが、打線もお疲れモードで援護できず。
2-3-4番が1-for-13、9SO、9LOBではお話にならない。Cutchのスランプも気になる所。


今日のハイライトはルーキー2人のデビュー。
特に”K-Mac”McPhersonは素晴らしかった。ファストボールも93-95マイル出ていたし、制球はそれほどだが良いカーブを投げていた。チェンジアップがベストピッチなのだが、こちらは多用せず次回以降ということで。

Justin Wilsonは球速がそんなに出ていなかったが、3つ三振とったことは評価していいだろう。
持ち味の90マイル後半の球もそのうち出てくるはず。

明日にはChad Quallsが忌引きから戻ってくるので、またロースターの動きがあるか。

2012/08/20

1 Game/19 Innings

BUCS 6-3 CARDINALS

去年の”Jerry Meals事件”以来の延長19回ゲーム。本当に長かった。
現地PM8:00開始のSteelersの試合にまで被ってしまい、試合時間は6時間7分。


なぜかニヤニヤしながら投げていたJeff Karstensが7回を2失点。Cardinalsもそうだが、結果的に両チーム先発を7回、8回まで引っ張れたのが良かった。
CardsのJoe Kellyも良かったが、ブルペン勝負ではPiratesに軍配。守備ではJon Jayが再三好プレーを見せていたが、PiratesもBarmesとJosh Harrisonが良い仕事をしていた。

17回表には元外野手James McDonaldのヒットに始まり、Garrett Jonesの内野安打で勝ち越したが、その裏Juan Cruzが簡単に点をやってしまい、再びタイゲーム。

そして延長19回。Pedro "El Toro" AlvarezのHRで勝ち越し、Andrew McCutchenの久しぶりの”クリーンヒット”で2点追加。最後は翌日先発予定のWandy Rodriguezが締め、Pirates移籍後初勝利。
延長19回以降に3点以上を取ったのは1985年7月7日のExpos(vs. Astros)以来のこと。


それにしてもStarling Marteの代わりに戻ってきたJose Tabataは酷かった。
「メンタル面も一新、強くなって帰ってきた」と語ったTabata。
初回こそ先頭打者でヒットが出て幸先が良かったものの、13回の盗塁失敗、16回のバント失敗からの盗塁失敗。これでは以前と何も変わっていない。


Michael McKenryとDavid Freeseはそれぞれ0-for-8。RISPでは両チーム4-for-19、26LOB。

8人の投手を使い、総投球数は281(!)。25-manロースターのうち、試合に出たのは22人。
手を痛めているJordy MercerやNeil Walkerも出さなければいけなかった総力戦。
Travis Sniderもまた足を痛めてしまい、DL行きもありえる。

ただでさえ野手が手薄なチーム状況だが、投手がいないので明日のPadres戦にはマイナーから誰かを上げてくることに。

Justin WilsonやChris Leroux、Kyle McPhersonの名が挙がっているがどうなるか。

2011年の悪夢とは逆の結果。この勝ちは大きい。






Keli Alvarezのリアクションはとても印象的だった。

Who gets the call in September?

HuedleとGMのNeal Huntingtonがセプテンバーコールアップで誰を上げるか話し合っているらしい。

ブルペンではBryan MorrisとJustin Wilsonは確実か。
来年ローテ入り筆頭候補のChris Lerouxはブルペンもできるのでロングマンとしての起用もあるかも。Jeff Lockeには先発を任せたい所だが・・・

捕手はEric Fryerか2009年のドラ1Tony Sanchezどちらかが上がってくるらしい。
Alex Presleyも固いだろうが、40-manに入っていないJeff Clementはどうなるか。

しかしTriple-AのIndianapolisがプレーオフ争いをしている故、その辺も考慮していかないといけないそうだ。
もう一つは資金面、メジャー昇格すると一人当たり75,000ドル払う必要があるらしい。

2012/08/19

チャンスに打てず

BUCS 4-5 CARDINALS

Roberto Clementeの誕生日な上に、FOXで全米中継されたこのゲーム。

Bedard、Lynnと両先発がピリっとしなかったが、Beardは粘り切れなかった。
Molinaもそうだが、対左要因のShane Robinsonが機能するのがCardsの強いところだろう。

5回ツーアウト満塁でBedardを続投させたのは「先発に5回投げ切って欲しかった」とHurdle。
これで13敗のBedardはいよいよ正念場。

一方のPiratesは得点圏で1-for-14とお話にならず。
最近6ゲームでは .180(9-for-50)と春の打てない海賊状態。

今日はStarling Marteが右脇を痛め、Jordy Mercerが手首の下に96マイルの球の受け交代。
骨折は無いらしいが「めちゃくちゃ痛かった」らしい。
Neil Walker不在のなか2H、2RBIと打ってくれていたのでこれはきつい。
大きな怪我人はいないが、Travis Sniderもハムストリングに不安があるし、ベンチの層も厚くないので主力不在は大きい。
誰かDLに入るかはまだ不明だが、早速Jose Tabataが昇格してくるようだ。

そしてこの試合0-for-5、6LOBのAndrew McCutchen。
相当ストレスが溜まっていたのだろう。Twitterで地元記者に噛みついてしまった。


批判ではないが、こういう事を言うのも記者の役目。
重要な時期に違いないが、162試合の長いシーズン打てない試合もあるので仕方ない。

2012/08/18

Return of Big Mac

BUCS 2-1 CARDINALS

背後に迫ってきているセントルイスとの3連戦。
試合前にはプレーオフのチケットの値段も発表。こんな話が出てくるのも新鮮なものだが、ますます負けられない。

James McDonaldが後半戦ベストのピッチング。
立ち上がりこそ先頭にBBを出してしまったが、6IPを無失点に抑えた。
球審Lance Barrettのストライクゾーンにも助けられたが、それ以上にテンポよくコーナーに投げられたのが良かったのだろう。バックドアカーブも素晴らしかった。

WestbrookとTony Cruzのバッテリーミス2つで2点を取ったのは良かったが、いくつかの走塁ミスはいただけない。初回のMarteの牽制死もそうだが、4回の3塁にいたGarrett Jonesがピッチャーゴロで飛び出したのはまずかった。
7回のツーアウト2塁でJMacの所にYamaico Navarroを出したのはよく分からなかった。
Gaby Sanchezで良かっただろうに。

打点なしでの勝利は2008年6月20日のBlue Jays戦以来。


2012/08/17

Shit The F@ck Down!

DODGERS 6-10 BUCS


前日指を脱臼したNeil Walker不在のラインナップで臨んだこのゲーム。

Garrett "GI" "Freakin"Jonesが2HR、6RBIでカーテンコール。
この人はいつも同じスイングしてるように見えるが、ツボにハマると本当によく打つ。
Cutchより約100打席、Alvarezより約50打席少ないながらこのパワーナンバーは印象的。
将来的にはMatt CurryやAlex Dickersonが上がってくるだろうが、PiratesはJonesを来年も残すだろう。



Kempの退場シーン。かなりエキサイトして汚い言葉を吐いていたようで、ネット裏のおじさんが子供の耳を塞いでいたのには笑った。




6ERながらAJ BurnettはPiratesとしては1999年Todd Ritchie以来の15勝。
それにしてもよく勝てたもんだ。明日からはセントルイスで3連戦。






Hanly Ramirezはいつか言われるだろうと思っていたが、例のポーズでAJを怒らせてしまった。

2012/08/14

Buccos Drop a Tough Game

DODGERS 5-4 BUCS

フラッグディールで名前が挙がっていたHeadlyに続きVictorinoにやられてしまった。
Karstensはカーブが良くなかったらしいが、調子は悪くなく7IPをちょうど100球4ERで投げ切った。

今日はブルペン起用が全て。
8回、Juan Cruzがコントロールに苦しみ満塁とした後、WatsonがJuan Riveraに打たれダメ押しの一点。リハビリ明けのCruzじゃなくても良かった気もするが・・・。

あの場面でWatsonはまあ仕方ないにせよ、9回にも続投させたのは驚いた。
あそこはどう考えても頭からGrilliだろう。

Gustavo Nunez?

ルール5で獲得していたGustavo Nunezがリハビリを開始。
1-for-2に2BB、初安打はトリプルだったらしい。

枠が広がる9月に上げれば守備走塁のオプションになるだろうが、オフに40-manに入ってるかは疑わしいところ。

2012/08/13

Vamos Barmes

PADRES 5-11 BUCS

嫌な形で負けが続き、「どうしても勝たなければいけない」この試合。

Bedardが立ち上がりひょろひょろで2回で5点を取られてしまい不穏な雰囲気に。
勝ちはついたものの、もうちょっとしっかりしてくれないものか。

4回に”元海賊”のOhlendolfを攻め、打者14人で一挙9点。
打って当たり前の相手だが、昨日のMarquisに抑え込まれたのを考えると「打線は水もの」ということがよく分かる。
タイムリーエラーをやらかしたBarmesはキャリア初のグランドスラム。ラジオのGreg Brownの実況も熱かったようだ。

これでモメンタムを掴み、ブルペン勝負でthe end。
ブルペンはCruzがDLから復帰でHughesがオプション。正直Cruzの枠は無かったが、契約上仕方ない。Hughesは少しリフレッシュしてから戻ってくるだろう。


ウエストコーストとの連戦、明日からはDodgersと。
ワイルドカード争ってるのもあるが、冗談なしに負けられない。

2012/08/11

Locke Down

D-BACKS 6-3 BUCS

Wandy Rodriguezはホームデビューを飾れず。Hughesも得意のシンカーがイマイチらしく、
好調のKubelにやられてしまった。

打線はチャンスで打てないとお話にならないってことで。
7回のMarteのトリプルは凄かった。PNCであの打球でベース3つ取るのはなかなか見れない。


今日はJordy Mercerの2試合連続スタメンとJeff Lockeのシーズンデビューが収穫。

来年$5.5MのBarmesは簡単に切れない事情もあるが、いずれにせよMercerをある程度試合に出さなきゃいけない状況でもある。うまいことプレーイングタイムをシェアできれば良いのだが、どうなるか。

一方のJeff Lockeは2回1/3をパーフェクトの滑り出し。制球の良さは見事なもので、37球のうちストライクは22球だった。
去年との大きな違いは投球フォーム。Ted Lillyのように体を捻るメカニクスを採用し、コマンド力の強化にもつながったそうだ。このタイプにしてはメンタルが強いので化けるか。

ただ彼の役割はスターター。Kevin Correiaがロングマン兼スポットスターターという事情もあるが、この20連戦中にチャンスがあるかもしれない。

Triple-AではJustin Wilsonが降雨コールドで8回ノーヒッター。
ブルペン移動の話が出ているらしいが、球は速いのでこの人こそコントロール次第。

2012/08/09

Sunshine Walker in a Rainy Day

D-BACKS 6-7 BUCS

20連戦の6戦目。ローテシャッフルしたこともあり、Kevin Correiaが7月25日以来の先発。
点は取られるが大崩れしないのは相変わらずで、6IPを4R(ER3)と先発の役割をこなした。

一方の打線はNeil Walkerがキャリアハイの12号HRを含む5RBIの活躍。
「ボールもよく見えているし、バットも振れている」と語った好調のWalker。
OPS .811はセカンド全体で3番目。
MarteとJordy Mercerのルーキー2人に一発が出たのは大きかった。

雨もあってか4つのエラーが出てしまってチグハグだったが、7点を守り切って辛勝。
記録にはないミスだがGaby Sanchezの連携はいただけない。

首位Redsがスイープを食らい、これで2.5G差。




2試合連続HRのStarling Marte。
飛距離もそうだが、肩とスピードといい身体能力は本物。
ハイライトには上がってないが、加速するとホント速い。

2012/08/06

Go Get 'Em

BUCS 6-2 REDS

試合前から空模様が怪しかったシンシナティ。
A.J. Burnettが前回に続いてすんばらしいピッチング。
完投まであと一人まで来たが、雨もあってか2BB出して降板。3回に浴びた一発以降は18人連続アウトだった。

今日はBarajasとMarteがhit-by-pitchを食らい、この三連戦でチーム4つ目。
それでも報復はなかったが、昨日当てられた後にHRを打ったHarrisonのように打って仕返すのは本当に気分が良い。
初戦でChapmanに当てられたCutchもOndrusekから久しぶりの一発でお返し。


今のとこ期待と違ってゴロが多いSniderは休養日。
TabataはIndyで調子を戻しているようだが、上がってくるのは9月だろう。




8回のこれがアウトとコールされたのは酷かった。
ホントこのシリーズ、審判に恵まれていない。

2012/08/05

Reds "Roll"en on Bucs

BUCS 4-5 REDS

後半戦安定感を欠くエースJMacで勝ちをつかみたいPirates。
エラー絡みもあって打たれてしまったが、復調の兆しが見られたのは良しということで。

2回の”J-Hay”Harrisonへのデッドボール。昨日のChapmanとCutchの件もあったんだが、何故か両チームに警告。こちらは何もしていないのもあるんだが、あれはない。
後でHughesがNavarroにきついタッグでやり返したのもあって明日も一悶着ありそう?

それにしてもScott Rolenはさすがである。バッティングもそうだが8回のトリプルの走塁はお見事。
ああいう選手がチームにいるのはデカい。
結果的に勝ち越されたが、あのゴロは不運だった。K/9最高のGrilliを投入させるべきとも言われていたが、シンカーボーラーのHughesに賭けたのだろう。


これで首位Redsとは5.5G差。明日は勝って意地を見せておかねば。








今日は5番を打って11本目のHR。
これだけ打つとBarajasはもうAJとWandy専用捕手に。

2012/08/04

Wild Central

BUCS 0-3 REDS

今シーズンのポイントとなるシリーズ。首位Redsと直接対決のPirates。

2回のChris Heisyのinside-park。
Marteの守備は悪くなく、あれはCutchがちゃんとカバーに行くべきだった。
リプレイで見ればアウトだったが、結果的にいらん点をあげてしまったことに。

Mat Latosに”柵越え”HR打たれたのはまあこういう事もあるってことで仕方ないが、
あの一発で完全に調子に乗せてしまった。


Wandy Rodriguezは結局7回3失点のQSに加えBBゼロと上出来。
まあ、球でドミネイトするタイプではないので良くも悪くもこんなものだろう。

ただ打線が打てない。Cutchも6月19日から盗塁成功せずと機動力も生かせず。
Bob Davidsonの怪しいストライクゾーンにも多少は助けられたが、3つのDPでチャンスを潰してしまってはお話にならない。
それにしても四球もらった直後に初球凡退のBarmesは守備が良すぎるだけに複雑である。



9回Chapmanの101マイルのファストボールがCutchの頭をかすめたのがハイライト。
胸元狙われたのは明らかで、試合後かなりエキサイトしていた様子がカメラに抜かれていた”MVP”。
VottoとPhillipsが不在だが、さすがに明日は報復あるだろう。


マイナーではJeff Lockeが7.1回を3安打無失点2BB、10Kと最高のピッチング。
お馴染の”かわす”レフティーだが、上で投げるチャンスがあるとすればローテ谷間か。

2012/08/02

2012 Trade Deadline Review

Wandy Rodriguez獲得に始まった今夏のPiratesのトレード。
Travis Snider - Brad Lincolnのトレード後の動きに注目が集まっていた7月31日、Lincolnの代わりに左のリリーバーを獲るか、とも言われていたが別の動きをしてきた。


まずはGorkys Hernandez+Competitive-balance pick ⇔ Gaby Sanchez+Kyle Kaminska

Gaby SanchezはしばらくGarrett Jonesとのプラトーンで1Bを任せられる予定だが、完全に
併用されるわけではなく、ベンチのデプスとしての意味合いもあるらしい。
パワーバットとして期待できるかは疑問だが、Sniderと同様にまだ伸びる余地があるとの判断か。

Gorksはディフェンス面で素晴らしいプレーを見せていたが、所詮終盤の守備固め。
メインがドラフトピック譲渡となったのは惜しい。それだけにSanchezには結果を残してもらわないといけない。


このトレードで押し出される形になったのは293打席で.230/.297/.377と厳しい数字だったCasey McGehee。Chad Quallsとのトレードで3Bが欲しいYankeesへ移籍となった。

守備でチームを救ったり、キャラクター的にも良かったのだが、やはりバットで結果を残せないと厳しかったようだ。
かなりチームに馴染んでおり本人も寂しがっていたようだが、ブロンクスで頑張ってほしい。

一方交換相手のQuallsはPhilliesをDFAされた後、New Yorkでは8試合でERA6.14。

Piratesは彼にベテランリリーバーとしての経験を期待している。
プレーオフに向けて経験豊富なベテランを加えることは良いアイデアであるのは確か(それがQuallsが適任かはともかく)。

今回のトレードの中で一番首をひねりたくなるトレードには違いないが、もう少し良いマシなリリーバーに手を出せた可能性もあっただろう。


これらの動きを受けてラッキーボーイ的な活躍でファンにも強い人気があったDrew SuttonがDFA。
Alex PresleyとJose Tabataの不調もあったが、彼に外野の一角を任せる状況は厳しかった。


Shane VictorinoやHunter Penceなどの噂も出ていたが、結果的にトッププロスペクトを出すことなく動いてきたPirates。
ビッグネームを獲得せず、来シーズン以降も見据えての補強となった。


Wandy絡みのトレードによるプロスペクト放出もRobbie Grossman、Rudy Owens、Colton Cainで済み大きな出血はない。

何よりペナントレースに食らいつく鍵は投手陣の踏ん張り。
そういう意味ではWandyに期待したい。