2012/09/29

Nah-Nah

REDS 1-0 BUCS

Homer Baileyにno-hitterを食らってしまった。
チームとしては1971年Bob Gibsonにされて以来のこと。

「6回からいけると思っていた」というBailey。
ファストボール中心のピッチングで前半90MPH平均だったのが、後半3イニングは平均92.1MPHまで上げていた。

アウトの19個をファストボール、空振り17球、ラインドライブはたったの2つ。
出したランナーはScott Rolenのエラーと、Andrew McCutchenに出したBBのみとほぼ完璧。
Rolenのエラーに関してはヒットでも良かったんじゃないの?とも思ったが、それを抜きにしても素晴らしいピッチングだったのは間違いない。

8回1失点のA.J. Burnettだが、さすがに今日は相手が凄すぎた。


素晴らしい快挙なのだが、個人的には贔屓チームがno-noされたのは初めてなので複雑。
勝率.500以上は今年もおあずけ。



かつてのトッププロスペクトも6年目でついにブレイク。200イニング越えは立派なもの。
確かシーズン中盤は95MPHぽんぽん投げてた試合もあったはず。
まだまだ26歳と若いが、当初の期待通りエース格になれるか?

PNCパークとの相性が良いらしいが、何かの間違いで来てくれないだろうか。

2012/09/28

Travis "Spider" with 80th Loss

BUCS 5-6 METS

R.A. Dickeyの20勝がかかったシティフィールドでの今シーズンラストゲーム。

Piratesは4試合連続QSのKevin Correiaが先発。
Wandy獲得後トレード話を持ちかけたものの、20チームに”No thank you”と断られていたらしい。

ここ10試合ERA2.39と安定していたが、今日はHR2本を浴びて4.1回を7安打6失点でKO。
特別コントロールが良いわけでもなく、空振りとれる球がない分どうしても打たれるのだが、さすがに今日は甘い球が多すぎた。


2回のTravis Sniderが同点HRをもぎ取るファインプレーは圧巻。
                                             GIF from rumbunter.com

地元シアトルでKen Griffey Jr.を見て育ったSnider。フェンスをよじ登ってのプレーは子供の頃からの憧れだったらしい。
今季Mike TroutやRajai Davisのキャッチが印象的だが、こちらも間違いなくベストプレーのひとつ。

4回までに3点取ったが、結局Dickeyは7.2回をcareer highに並ぶ13SO。
イニングも食えるし、改めて安定しすぎ。さすがに今年のCy Young Awardはこの人だろう。
ナックルボーラーの20勝は1980年のJoe Niekro以来。

ダイブで左ヒザを痛めたCutchは途中交代。本人は大丈夫と言っているが一応明日ピッツバーグで検査するらしい。今日0-for-4でAVG.332とAVG.333のBuster Poseyに抜かれてしまった。



Jordy Mercerが8月18日以来のスタメン。ラッキーな内野安打もあったが、2安打1打点。
さすがにJosh Harrisonより打てるはずなんだからもっと使ってやってくれ。

2012/09/27

No Changes at Top Coming

球団社長のFrank CoonellyがGMのHuntigton、アシスタントGMのKyle StarkとGreg Smith、監督のHurldeが来年も続投すると声明を出したらしい。

2年連続の失速、海軍トレーニングの件もあって誰かは切られるかとは思っていたがこうなってしまうとは。

今のチームとマイナーシステムを作ったフロントの功績はデカいが、さすがに今シーズンのようなFA補強や選手起用は勘弁してもらいたい。

さすがにHurdleは変えても良かったんじゃないの?とは思うが・・・。

No Postseason

BUCS 0-6 METS

今日の負けでついにワイルドカード争いからも完全に脱落。

Jeff Lockeは立ち上がり良かったが、2巡目の3回に捉えられた。。
ヒットで出したRube Tejadaを牽制で誘い出すも送球がTejadaに当たり2塁に進めてしまう。
David Murphyにあっさり先制打を許した後、David Wrightのボテボテの当たりをAlvarezが悪送球。
5SO/1BBとストライク投げる能力は相変わらず素晴らしいのだが、被安打9とディフェンスのミスも重なればキツい。


昨日のCollin McHughは打てて、今日のJeremy Hefnerが打てないのもどうしたものか。
まさかERA5.32のHefnerとERA8.64のJeurys Familiaから3H、2BBに抑えられるとは思わなかった。

残り7試合で6-1でシーズン勝ち越しはさすがに厳しいか。

Neil Walkerは2試合連続出場無し。腰の状態はまだ充分でなく、残りの試合は出ない可能性が高いらしい。
アドレナリン頼りでゲームに出ていたが、今は気持ちの面でメジャーでプレイできるレベルではないとのこと。

プレーオフの可能性も消え、もうできるだけ勝つしかないのだから無理はさせたくない所。




Bryan Morrisは1回を10球、2SOと完璧。
90マイルを越えるカッターが素晴らしかった。いよいよオプション切れらしいが、この人が来年のブルペンの一角を担ってくれないと困る。

2012/09/26

Offensive Day in Queens

BUCS 10-6 METS

8月16日以来の2ケタ得点。
初回からPedro Alvarezの30号HRが飛び出し4点とったが、その裏Wandy Rodriguezがback-to-backを食らって4-3と厳しい立ち上がり。
しかし、Wandyはそこから6回まで1安打ピッチング。106球かかったが、QSでマウンドを降りた。

Chris Resopが残したランナーをJared Hughesが返され5点リードが一気に2点差まで縮まったのにはヒヤヒヤさせられた。

8回Jason GrilliがIke Davisから奪った三振でチーム奪三振は1,125個、1969年の1,124個を抜いてクラブレコードらしい。

AlvarezはCutchに続いての30HR。シーズン30HR越え2人は2001年のAramis Ramirez (37HR)、Brian Giles(37HR)以来。



左のWandyが先発だったが、今日はベンチのJason Bay。ケガもあったが、まさかここまで打てなくなっているとは。

Thank You Jack Flash!

Jack Wilsonが引退を表明。
”I've always taken pride  in my defense”と語ったようにその守備力で鳴らし、2004年はオールスター出場にシルバースラッガーの実績もある。
今年も含め近年はケガに泣かされていた。

今後はAtlantaのフロント入りするとのことのことで、今度のシリーズでPittsburghに戻ってくるらしい。
Pirates時代のこの人をナマで見られたのは良い思い出。
意外なことにゴールドグラブの受賞はなし。とにかく美しいボール捌きと素早いリリースは圧巻だった。

2012/09/25

Ike? Yikes

BUCS 2-6 METS

今シーズン早々に失速のMetsとこの時期一気に失速中のPiratesとのシリーズ初戦。

先発2試合目のKyle McPhersonと手術明け2010年以来のJenrry Mejiaの投げ合い。
Mejiaは立ち上がり苦しそうだったが、Josh Harrisonの走塁ミスも含め攻めきれず。

両チームスコアレスで迎えた4回裏にIke Davisの一発でゲームが動いた。
5回もMcPhersonがピンチを作り、前回同様4.1回で降板。Jeff KarstensがIke Davisにこの日2本目の30号を右中間にぶち込まれてしまいリードを広げられる苦しい展開。

8回にようやくCutchのトリプルとGarrett Jonesのシングルで1点。追い上げモードのはずだったが、9回も1点止まりとMetsの小刻みな継投の前に抑えられてしまった。




マイナー送りが効いたのか?
9月好調でここ10試合でAVG.368のJose Tabata。
ちゃんと走らないだけでまだまだスピードもある。

2012/09/24

Good Luck 'Stros in AL

BUCS 8-1 ASTROS

今月未だ勝ちに恵まれていないA.J. Burnettが8回を1BB/11SOと素晴らしいピッチング。
16勝はキャリア2番目、Piratesとしては1991年のZane SmithとJon Smiley以来。
昨日もJames McDonaldにレクチャーしたりと、ピッチング含め改めて今シーズンこの人がいてくれて良かった。

ここ最近は何だったの?と言いたい打線は18安打で8点。
5回に珍しくエンドランでチャンスを作ったのには笑ってしまった。
さすがにスイープ食らう訳にはいかなかったので、良い形でQueensに乗り込めそうである。


気付けばシーズンも残り10試合まで来てしまった。
勝率.500越えには7-3でいかなければいけない。最後のReds、Braves戦が山場か。



この前のシリーズでは落球のTyler Greene。見えないミス含め、あの守備の動きではSt. Louisを出されたのも分かる気がする。


ナリーグとしてのAstros戦はこれで終わり。
この前のColt .45sのもそうだが、今日のレインボーユニホームもなかなかかっこいい。





久々にラインナップに入った”JHay”Harrison。
4-hit gameは去年9月24日以来ほぼ一年ぶり。
3回にゴロを弾いてしまったが、本塁へストライク返球。ユーティリティーとして守備は充分なのだが、もう少し打ってくれるとありがたい。

2012/09/23

K"9"C but Bucs lose Again

BUCS 1-4 ASTROS

All Time 25-Man Rosterが発表され、Legends Weekendのミニッツメイドパーク。
Roger Clemensもそうだが、Ken Caminitiも色々あったが関係なしに選出されて当然だろう。

Kevin CorreiaとDalas Keurchel両先発が投手戦(貧打戦?)で6回で1-1の展開。
2回Hurdleが早々に退場してしまったが、さすがに判定を覆すのはどうなのよ?
ゲームが動いたのは7回。Clint Barmesのエラーでゲッツーを取れず、直後Jason Castroに一発食らってしまった。

ここの所ブルペンが信用ならない状態で結果続投が裏目に出てしまったが、
Correiaはcareer-highの9SO。9月のERA2.52はローテでベストと結果は残している。
こういう時こそ打線がなんとかしなければいけないのだが、今日もHR1本のみ。
9月未だ4勝の海賊一行とは対照的にCincyは勢い衰えずclinch一番乗り。




かつてはPiratesの実況も務め、今はAstros側のMilo Hamilton。
殿堂入りも果たしている名コメンテーターも今年で引退するらしく、ROOTのブースに挨拶に来ていた。

2012/09/22

Oh yeah It's Awful

BUCS 1-7 ASTROS

球団創設当時のColt .45sのユニホームに身を包んだAstrosとのシリーズ初戦。

Jeff Lockeがいきなり3-run HRを打たれる立ち上がり。
今期Triple-Aで141.2回で9HRだったが、上では24.2回で既に6HRを浴びている。
2回以降は調子を上げ結局8SOを奪ったLockeだが、この手のタイプはコントロールミスが命取り。

打線の反撃はGarrett JonesのHRのみ。
メキシカンリーグ上がりのEdger Gonzalezに始まり、マイナーレベルの投手陣に12SO食らってはどうしようもない。

どっちの順位が上か分からない試合をしてしまった。





いつの間にか復帰していたJed Lowrieが2ヵ月ぶりのHR。
ケガはあったが、Wandy Rodriguez共々この人に来てほしかった。


ブルペン降格してから初登板のJMac。
いきなりJustin Maxwellに一発打たれ、その後もトリプル、BBと1アウトも取れず降板。
大丈夫か?

Cutch for the title, and MVP?

suspension中ながら目下首位打者のMelky Cabreraの”batting clown”辞退が受理されたらしい。
このニュースを球場に向かうバスの中で聞いたAndrew McCutchen。
「Bud Seligか誰かによって剥奪されたんじゃなくて、Melky自身が望んだことだと聞いたよ。彼は男らしく過ちを認めていた。彼はこうすることが良いと判断したし、僕は彼の行動を褒めたいね。」とコメント。

NLの首位打者はCutch(.338)とBuster Posey(.335)の争いに。
自身のタイトルについては特に気にしていないらしく、
「試合に勝つためだけにプレーしている。向かう先にはもっと大切なものがあるんだ。そんなの個人の栄誉だし、シーズンが終わるまでそういう事には目を向けない。だからタイトルの心配なんかしていないよ。」


Ryan Braunも含めたMVP争いも気になるところ。
MLBネットワークのRon GantやCubsの放送局で解説を務めるBob BrenlyはMcCutchenを支持しているらしい。



全米野球記者協会(BBWAA)の投票で決められるMVP投票。判断基準は1931年から変わっていない。

• Actual value of a player to his team; that is, strength of offense and defense.
• Number of games played.
• General character, disposition, loyalty and effort.
• Former winners are eligible.
• Voters may cast a ballot for more than one member of a team.

2012/09/21

Bucs on the Wrecked Ship

BREWERS 9-7 BUCS

なんとか勝率.500で踏みとどまりたいBuccos。

Wandy Rodriguezが3点を取られる怪しい立ち上がり。
しかし、3回にAndrew McCuthenの30号でまず3点。今日は珍しく打線が機能し、7回終了で7-4のリード。
特にClint Barmesの一発に始まり、Barajas-Clement-Marteが連打した6回の攻撃は完全にモメンタムを引き寄せていた。

しかし、ブルペンがこのリードを守れない。

7回にJason Grilli投入は驚いたが、Brewersの上位打線に当たるのもあって妥当な選択だった。
問題は誰が8回を投げるかだったが、なんとHurdleはChad Quallsをチョイス。
たった2球でヒット2本打たれた後、Aokiにダブルを打たれあっさり1点献上。
Hurdle曰く「右打者に良い成績を残しているし、ブルペンで最も8回を経験しているから」がQualls起用の理由らしい。

さすがにJoel Hanrahanを8回からは無いとして、あそこは頭からChris Resopで良かった気もするが・・・。
そのResopが粘れずQuallsが残したランナーを返してしまい一挙4点でBrew Crewが逆転。


スイープ食らってついに負け越し。
試合後のクラブハウスは今シーズン一番の沈黙だったらしい。

Nori Aokiが「まさか逆転できるとは思わなかった」と言ってたが、見ている方もその通り。
いつものように打てずに負けるならともかく、さすがにこの負け方にはため息が出てしまう。

2012/09/20

.500

BREWERS 3-1 BUCS


不振のJames McDonaldに代わりローテに入ったKyle McPherson。
さすがに緊張していたらしいが、立ち上がり2球目をAokiにライトスタンドまで運ばれてしまった。
先発でようやく使ったチェンジアップも効果的で、4回1/3を2失点とまずまず。
立ち上がりこそ不安定だったが、ゲームの中で修正できたのが大きいらしい。

尻を痛めていたJeff Karstensは19日ぶりの登板と故障者も全て戻ってきた。

23イニング得点なしの打線は9回にようやくAndrew McCutchenの一発で1点返すのみ。
Neil Walkerは無理させず2試合以上出さないらしいし、Travis Sniderもハムストリングを痛めてから打てていない。Jeff Clement含めベンチが弱い分レギュラー陣がなんとかしたい所。


ついに6月2日以来の勝率.500。さすがに明日は勝って負け越しは避けたい。



やはり打ったのはこの人。
今月5本目はAxfordから右方向へ強烈な29号。

Two Pirates Farmhands in WBC Opener

ISRAEL 7-3 SOUTH AFRICA

いよいよWBC予選ラウンドが開始。

Pirates傘下からはGift Ngoepeが南アフリカ、Charlie Cutlerがイスラエル代表で出場。

Gift Ngoepeはスピードと敏捷性を持った優れたアスリート。内野守備は傘下最高とも言われている。
今シーズンはhigh-Aで9HRとパワーを見せた。OBPも.330あるが、AVG. 232、SO131とまだまだ課題が残る。本人は「パワーヒッターではない」と自分の役割を自覚しているようだ。
攻守ともに粗さは残るが、安定して打てるようになれば非常に大きな存在になるだろう。

Charlie Cutlerはマイナーのルール5ドラフトでCardinalsから獲得した捕手。
守備力の評価は高くはなく、阻止率は通算25%、時折レフトも守る。
ここ2年はケガもあったが、打つほうではマイナー通算で、.304/.388/.413と捕手にしてはかなり良い。
26歳で未だDouble-A止まり。レギュラーとしての器ではないが、マイナーレベルでは良い存在。
左打ちのRyan Hanigan(Reds)とも例えられる。


今日はCutlerが2-for-3、3RBIと打つ方で活躍。
Ngoepeはノーヒットだったが守るほうで良い動きを見せていた。


試合のほうはヒット10本、2HR打ったイスラエルが勝利。Shawn Greenが試合に出ていたのには笑ってしまった。



2012/09/19

Crew Swipe Seven

BREWERS 6-0 BUCS

Roberto Clemente Dayにちなみ、70年代のキャップで試合に臨んだPirates。

A.J. BurnettとYovani Gallardoのエース同士の投げ合いだったが、対照的な結果に。
要所は締めていたBurnettは荒れ気味だったが、6回2失点と試合は作っていた。
一方8月以降土がついていないGallardoは上手く両サイドを攻め、6回2/3を2安打。


長打ゼロの12安打で6点取ったBrewersは走りまくりの7盗塁。
実際盗塁が得点に絡んだのは7回と8回だったが、走られることよりも打たれてしまったほうが大きいだろう。
盗塁阻止についてはシーズン序盤も少し話題になっていたが、前半戦の投手陣の活躍もあって大した問題ではなかった。

だからと言ってRod BarajasやMichael McKenryを擁護はできないが、後半戦チグハグなチーム状態なのもあって目立ってしまうのは仕方ない。

2012/09/18

Wet at Wrigley

BUCS 3-0 CUBS

Cubbiesとの今シーズン最終戦。
3時間37分のrain delay、ファーストピッチは中部時間で22時42分。

そんな中、Kevin Correiaがシーズンベストのピッチング。7回を1BBとDarwin Barneyの2安打のみ。
Barneyにはこのシリーズ4試合で7-for-11、5BBと見事にやられてしまった。

打線は3回にStarling Marteの3試合連続のtripleとJose Tabataのdoubleで3点。
Travis Woodにcareer-highの9K食らうなど計15Kと相変わらずだったが、今日のCorreiaは3点で充分だった。

結局試合が終わったのは日付も変わり1時28分。
東部時間2時半まで見ていたPittsburghのファンにとっても起きている価値があるゲームだっただろう。

シーズン74勝は75勝した2003年以来。





2試合連続2安打だったが、今日はノーヒットのClint Barmes。
9回のプレーも良かったが、2度のダブルプレーはさすがの動きだった。

2012/09/17

K-Mac Replaces J-Mac

Milwaukee戦のローテーションが決定。
James McDolandのスポットにKyle McPhersonが入ることに。
ショートリリーフではパワーアームだったが、先発でどこまでやれるか。

Jeff Karstensに関してはブルペンで投げてから先発に戻すか決めるらしいが、ローテ6人で行く予定は無いらしい。

Bullpen Collapse

BUCS 9-13 CUBS

何と言っていいやらよく分からなかった現地日曜日のデーゲーム。

初回チャンスで1本出たか出ていないかで分かれた両チームの立ち上がり。
Piratesは2回にRod Barajasの2-run HRとAndrew McCutchenのシングルで3点を取り逆転。
5回にも3点取って5-1としたが、その裏Jeff LockeがHRを2本浴びてこの回持たずに降板した。


すぐさまPedro Alvarezがこの日2本目の29号HRで9-5と点差を広げたが、このリードを守るのになんとRick van den Hurkを投入。結局ベースを埋めるだけで1つもアウトを取れず、Jared HughesがAnthony Rizzoにgrand slamを食らってしまった。
Clint Hurdleはシンカーボーラーを投げさせたかったらしいが、それならそれで頭からHughesでも良かっただろう。


7回はせっかく先頭のStarling Marteがトリプルでチャンスを作るも無得点。
ランダウンプレーでのお粗末な走塁に関してHurdleは「Marteがもう少し我慢していれば」と語ったが、Marte曰く”Go”の指示が出ていたらしい。

これで流れは完全にCubbiesのほうへ行き、8回裏にダメ押しの3点を取られて試合が決まった。


今日打たれたのはTriple-Aからのcall up組。
言っちゃ悪いが、仮にもワイルドカード狙っているチームとは思えない継投はどうしたものか。


自身初の30HRに王手をかけたEl Toro。
得意のデーゲームでは18HR。今シーズンのデーゲーム最多はEdwin Encarnacionの19HRらしい。



今日の主役はAnthony Rizzo。
打たれたから、ではないが打つ雰囲気がプンプンしていた。2本目は完璧だったが、1本目の打球には驚かされた。

2012/09/15

LLLLLLL

BUCS 4-7 CUBS


さすがに今日は・・・とここ数日思っていたが、気づけば7連敗。

メンタル面であれこれ考えてしまっているらしいJames McDonald。
今日もコントロール・コマンド共に不安定で83球投げて4回持たず。さすがに1イニング3BBは見ていられなかった。
いよいよKyle McPhersonの先発の可能性もささやかれてきたが、Milwaukeeとのシリーズでのローテがどうなるか。

ブルペンではようやくBryan Morrisがデビュー。活きの良い球を投げていたが、2ヵ月遅かった。


前回は初物だったからでいいとして、打つほうはChris Rusin相手に4回までノーヒット。
外の球を振り回すのが目立つStaling Marteは走るほうで1SB, 1CS。
実はバントも”できる”ほうなんだが、打てない上にスモールボールもできない打線であの人が重要なのは間違いない。

試合のほうはStarlin Castroが試合を決める一発でCubbiesが逃げ切り。


解説のBob Walkの仏頂面が印象的だった。






腰痛のNeil Walkerが8月26日以来の打席。
しばらく生きた球見てないのもあるが、さすがにあの局面での復帰はさすがにきつかった。

2012/09/13

Squeeze Squashed the Opportunity

BUCS 1-2 REDS

Redsにスイープを食らいシーズンワーストの6連敗。

未だNeil Walkerがday-to-dayに加え、Pedro Alvarezが手首を痛めてラインナップを外れた3連戦の3試合目。

4回Cutch、Garrett Jones、Gaby Sanchezの3連打で追いついたのは良かったが、この試合は両チーム6回の攻防が全てだった。

1アウトからAlex Presleyがトリプルの後、次打者のClint Barmesがスクイズ失敗。
Barmesの打撃に期待できないのは明らだが、シーズン見る限り正直バントも上手くない。
先週のHouston戦でスクイズ決めたのが大きかったのだろうが、ランナーが足の速いPresleyなので打たせるべきだった。




作戦より問題なのは3BコーチのNick Leyvaが投球前Presleyに対してあからさまに耳打ちしていた事。
Barmesもバットに当てられただろうが、Redsバッテリーにピッチドアウトされてしまった。




その裏Redsは同じく1アウト3塁からあっさりとsac flyで勝ち越してこれが決勝点。

このシリーズこっちがしっかりしていればむしろ勝ち越しもあっただけに、見ているほうももどかしかった。






結局”boy”発言はBrandon Phillipsの勘違いだったらしいが、早速この2人が顔合わせ。
特に何も起こらず、結果はボテボテのinfield hit。







メリーランドでNate McLouthがwalk-offを打って盛り上がっていたのが印象的。

Pirates Release 2013 Schedule

2013年レギュラーシーズンのスケジュールが発表。

開幕戦は4月1日でCubsとPNCパークで3連戦。
AstrosがAL Westに移動ということでNL Centralは5チームでの争いに。
オールスターゲームは7月16日にNew Yorkのシティフィールドで。


インターリーグの予定は以下の通り

・5月 7 ~ 8日 vs. Mariners
・5月17~19日 vs. Astros
・5月27~28日 @ Tigers
・5月29~30日 vs. Tigers
・6月21~23日 @ Angels
・6月25~26日 @ Mariners
・7月 8~ 10日 vs. Athletics
・9月 9~ 11日 @ Rangers

AL Westの全チームと当たるのは面白い。
いつものIndiansとのシリーズは無く、新ライバルのTigersとの4連戦はホームとアウェイで2試合ずつ。


一番きつい日程は4月12日~5月1日、9月6~25日の20連戦。

2012/09/12

"Woe"ing in Cincy

BUCS 3- 5 REDS

試合前simulated gameで投げたKarstensの代役のKevin Correia。
昨日揉めたのもあるが、一番打たれちゃいかんBrandon Phillipsにやられてしまった。
緩急もなくロケーションも悪い上、回の先頭を出すわと不安定だったが、3回以降よくゼロで抑えられたものである。

気づけば貯金がたったの3つで得失点差はゼロ。気づけば後ろのMilwaukeeが勝率5割まで上がってきた。
5連敗してもまだワイルドカードに2.5差でつけているのはツキがあるってことで。




相変わらずバットで結果を残しているBrock Holt。いくらRedsの連携が巧いとは言え、さすがに今日のこの走塁で経験不足が露見してしまった。ピボットプレーの弱さもあるが、今シーズンは仕方ない。

2012/09/11

Bucs Wasted Opportunities

BUCS 3-4 REDS

Cincyに乗り込んでのシリーズ初戦は延長14回の末サヨナラ負け。


13イニング連続無失点中の先発Wandy Rodriguezが今日も素晴らしいピッチング。
6回終了まで打たれたのはChris Heiseyの一発のみ。
7回、Joey Vottoにヒットを打たれるもあっさりと2アウトを取った後、Todd Frazierにボテボテの内野安打を許したところで交代。

後を継いだJared HughesがDioner Navarroにダブルを浴びて追いつかれてしまった。

Clint Hurdle曰く、データ上左を打ってるNavarroを嫌ったとのこと。Wandyは僅か89球、ファストボールも走っており、結果論になるが続投で良かっただろう。

14回にはTriple-A IndianapolisのMVP、Rick van den Hurkがコールアップ後即登板。
最後はChase d'Arnaudが投げられずにwalk-offとなってしまったが、あの回はバント処理でMcKenryが2塁へ投げオールセーフにしてしまった事が大きい。


打つ方は10回2アウト満塁と14回ノーアウト満塁で得点できず、得点圏2-for-14、15LOB。
安定して打っているGarrett Jonesを下げたのも響いた。

Joel Hanrahan投入のタイミングもそうだが、Hurdleの采配ミスが目立った試合。
4連敗も痛いが、自ら勝ちゲームを落とす形にしてしまった後味の悪さのほうが気になる。


前回のシリーズで報復は無かったが、今日はJared HughesとBrandon Phillipsとの間で一悶着。

2012/09/10

Blue Weekend

CUBS 4-2 BUCS

週末ホームでのCubbiesとのシリーズ。悪くても2勝と踏んでいたのだが、まさかのスイープを食らってしまうことに。


初回Andrew McCutchenが8月15日以来の一発とこの上ないスタートだったが、結局打線は得点圏で0-for-11、13LOB。相手のボークで1点をもらうのがやっと。
この3連戦でも得点圏3-for-21とチャンスを生かせてない。

先発のJeff Lockeは4回にソロ2発浴びたが、6回を0BB、6SOと充分な内容。
打たれたのは明らかな失投だったが、全体的にはコマンドも良くスピードの変化をつけた良いピッチング。

Jason Grilliが昨日に続き打たれてしまったが、さすがに9回裏のチャンスに1本欲しかった。






初勝利ならずだったJeff Locke。今期ブルペン2試合、先発2試合の15.1回で13K/1BB。
ロケーション次第な部分もあるが、ストライクゾーンで勝負できるのは貴重。

2012/09/09

Cubbie-Bear Charged at the Ship

CUBS 4-3 BUCS

チーム同様、雲行き怪しいPittsburgh。今日のeast coastは軒並み雨模様だったようだ。

James McDonaldとJeff Samardzia両先発は対照的な立ち上がり。
2点先制して幸先が良さそうに見えたが、気づけばSamardziaが120球投げて9回完投。

初回以降BBもゼロ。4回せっかくダブルを打ったAlvarezがピッチャーゴロで飛び出してしまったのは焦りか。
7回にStarlin Castroの悪送球から代打Jeff Clementが”Clemente Wall”にぶち当てて追いついた所が一番の盛り上がりとなってしまった。

イマイチ調子に乗り切れないCardsとDodgersに付け入るチャンスだったが、さすがにCubs相手の2連敗は予想外。

Hurdleが監督だった2007年のRockiesは9月15日時点で貯金は4。
さすがに当時のように最後15試合で14勝はムリな話だが、どこで火がつくだろうか。

カレッジフットボールで盛り上がる中、明日からはSteelersも開幕。
まだまだ野球のほうで楽しませてほしい。

2012/09/08

Worst Game of Year

CUBS 12-2 BUCS

「今シーズン最悪の試合」と振り返ったHurdle。
ワイルドカード争いをしているチームにあるまじき試合をしてしまった。

A.J. Burnettは良くなかったが、チームとして1985年以来のエラー7個はさすがに酷過ぎた。
初回のHoltはともかく、Starling Marteのプレーで完全に嫌な流れを作ってしまった。
HarrisonやHoltのミスを肯定する気はないが、内野手がゴロを弾くよりあの局面でなんでもない当たりを処理できなかったMarteのエラーは大きい。

あと”7 errors”に注目されがちだが、打つ方がTravis Woodから僅か1Hとはいかがなものか。

一方6連敗中のCubbiesはAlfonso SorianoとBrett Jacksonが壁際でビッグプレーに打つべき人も打って12得点。





Alvarezのダブルも捕る寸前だったBrett Jackson。6回のこのキャッチは本当に凄かった。

個人的な話になるが、良くも悪くもこういうプレーは初めてPNCで観戦した時のJody Gerutを思い出してしまう。

2012/09/07

Top 100 Prospects/MLB.com

MLB.comが新たにプロスペクトランキングを発表。
Piratesからは全体のTOP100のうち6人がランクイン。
(8. G. Cole、 16. J. Taillon、 34. S. Marte、 54. A. Hanson、 73. L. Heredia、 95. G. Polanco)

Josh Bellはケガもあってランキングから外れてしまった。

Pirates TOP20 *編集あり
 1. Gerrit Cole, RHP
 2. Jameson Taillon, RHP
 3. Alen Hanson, SS
 4. Luis Heredia, RHP
 5. Gregory Polanco, OF
 6. Josh Bell, OF
 7. Justin Wilson, LHP
 8. Kyle McPherson, RHP
 9. Barrett Barnes, OF drafted: 2012
10. Alex Dickerson 1B
11. Andrw Oliver, LHP from Detroit
12. Bryan Morris, RHP
13. Nick Kingham, RHP
14. Wyatt Mathisen, C drafted: 2012
15. Tony Sanchez, C
16. Victor Black, RHP
17. Stolmy Pimentel, RHP from Boston
18. Willy Garcia, OF
19. Clay Holmes, RHP update
20. Brandon Cumpton, RHP update

*(3位のMarteと8位のLockeがプロスペクト扱いを外れる。OliverがTigersからトレードで加入。
 20位のVon Rosenbergが外れ、Holmes・Cumptonがランキング入り。
 18位のHoltがトレードで外れPimentelが加入。)


シーズン前のランキングに入っていて今回外れたのは野手に転向したStetson Allie(5)、Clay Holmes(19)、Jarek Cunningham(20)。
あとはWandy RodriguezとのトレードでHoustonに放出したRobbie Grossman(8)、Rudy Owens(13)、Colton Cain(17)。この3名は今回のAstrosのTOP20には入っていない。

TOP20の内、Marte、Locke、Wilson、McPherson、Holtの5人がメジャーに帯同している。
豊富な投手陣に比べ、二遊間と捕手が弱いが、Alen HansonとWyatt Mathisenには期待したい。

2012/09/06

72nd

ASTROS 3-6 BUCS

相変わらずday-to-dayのNeil Walkerが不在のラインナップ。

割と左投手に相性が良いらしいが、Clint Barmesが2番に入っていたのには笑ってしまった。
2BBとスクイズとやればできる所を見せてくれたが、これでやっとシーズンBBが10に到達。
PresleyとTabataが良い所で打ったのもそうだが、今日みたいな打線のつながりは見ていて安心できる。

Gaby Sanchezは3安打で移籍後 .288/.338/.439とまずまず。

尻を痛めてるKarstensの代わりに先発のKevin Correiaは何だかんだで4年連続の二桁勝利。
4回満塁のピンチを3-2-3の併殺で切り抜けたのがキープレーだった。

そういえばJerry Mealsが球審だったが、あの人も去年のことがあった分多少やりにくかっただろう。

これでシーズン72勝で去年の数字に並んだPirates。
ワイルドカード争いもそうだが、1992年以来のシーズン勝ち越しに残り26試合で10勝のところまで持ってきた。




「できるだけ早く走った」今日誕生日のBarajas。
走られ放題なのはともかく、ラストスパートかけてもう少し打ってくれると助かるのだが。

2012/09/05

Hoist Holt Holtan

ASTROS 2-6 BUCS

75分のrain-delayで始まった3連戦の2試合目。

Hurdleも言っていたが、Wandy Rodriguezは本当にリズム良く投げていた。
これで前回登板と合わせて13イニング連続無失点。

しかし、今日の主役は4安打ずつのBrock HoltとCutchだろう。
「良い時の感じが戻ってきた」Cutchに当たりが出たのもそうだが、何よりリードオフが機能したことが大きい。
まだサンプルは少ないが、Holtは今日のようにフィールド全体に打ち分けるバッティングとマイナーでBBを選んでいたことは魅力的。今のところマイナー時代と同じアプローチで臨んでいるとのこと。

こうなると問題になってくるのはNeil Walkerが復帰した後Holtをどうするか。
2Bが適正なのは間違いないが、本職はSS。
ただ、広い守備範囲も強肩も無いが、SSを務めるのに充分なレベルというのが大方の見方。
ディフェンス面での貢献がでかいClint Barmesからすぐレギュラーを奪うことはないだろうが、プレーイングタイムは与えられるだろう。

と言うかJordy Mercerも使ってやって欲しい所だが、まあ層が厚くなってるのは良いということで。






突如始まった”woo”ingで独特な雰囲気だったPNCパーク。
それにしてもAstrosの5回の落球は酷かった。

2012/09/04

Bucs drop fourth straight

ASTROS 5-1 BUCS

Labor Dayに行われた今日のゲーム。

先発Jeff Lockeは5点を取られたものの、むしろコマンドも効いていて緩急も上手く使えていた。
ただ、不運だったのは間違いない。

立ち上がり、たった4球で満塁とし1アウト後、ピッチャーの前に高くはずんだゴロを弾いてボールはセカンドへ。Brock Holtがタッチを試みたが、1塁ランナーのMaxwellがベースラインを外れて結局アウト1つしかとれず先制される。


いわゆる”3フィートラインオーバー”が論争のこのプレー。
ルール上は『打球処理をしてる野手を避けるには走路を外れても問題ない』らしいが、これはタッチプレーを避けようとしているように見える。



そして5回1アウト1塁からClint Barmesがボールをダブルクラッチしてしまい、内野安打。
「握り損ねるまではセカンドに投げようとしていた。ゲッツーは取れなかったと思うけど、最低限ひとつはアウトを取らなければいけなかったね。」とBarmes

直後、LockeがBrett Wallaceにカーブの失投をスタンドに運ばれてしまった。

「これもゲームの一部」と試合を振り返ったLocke。
まあストライク投げれるのは間違いないので、ゲームを作ってくれるだろう。


水ものとはいえ、さすがにEdgar Gonzalezを打てないのとなると本当にキツい。
Garret JonesとPedro Alvarezは当たっているが、全体でBB1とは・・・

2012/09/03

Eight Ain't Enough

BUCS 8-12 BREWERS


この日誕生日のGaby Sanchezが先制打で幸先の良いゲームかと思いきや、
先発James McDonaldがBB、Pedro Alvarezのエラー、HRとあっと言う間に3点を取られてしまう。
結局4HR浴びて3回もたず。

「ファストボールのコマンドが無かった」と振り返ったMcDonald。
調子自体は悪くなかったらしく、良い変化球もあったがコンスタントに投げられず、甘いファストボールを狙われてしまう形に。

BrewersのYovani Gallardoの調子も良くなく、8点も取ったがブルペンを打てずにゲームセット。

スイープを食らったが、BravesとCardinalsも先週イマイチだったこともあり大きなダメージは無し。
ただ、今週Astros、Cubsとのシリーズを落とすことになると本気でヤバいだろう。





来季ローテ入りも期待されるこの人も登板。
細かいコントロールができず、Gallardoに一発食らうなど3失点。












Brock Holtは初スタメンで2H、1RBI。
母親が泣いて喜んでいたのが印象的。
この調子で打ってくれるとJosh Harrisonもうかうかしていられない。

2012/09/02

Milwalk-off

BUCS 4-5x BREWERS


8月は5.18ERAと疲れが見えていたAJ Burnett。
95MPH投げるなど良い球はいっていたが、BB出してからCarlos Gomezにかき回されてしまった。
それにしてもチーム全体で被盗塁91%(115 of 127)とは改めて見ると恐ろしい数字である。

それでもBurnettは7IPを2ERと充分なピッチング。

最後あっさりとHanrahanがwalk-offを食らってしまったのは仕方ない。

打線が満塁のチャンスを2回も見逃し三振でふいにしたことと、8回あと1点が取れなかったのが響いてしまった。






September call-upsのメンツからは期待大のBrock Holtが代打でBBデビュー。見た目スタンスもPresleyっぽい?がどれだけ打てるか。
Lockeは次のAstros戦で先発するらしい。